市販の各種USBメモリがLCTTで使用できるかどうかを実際に検証してみました。
検証に使用したUSBメモリ一覧
ソニー
USM16GU
USB3.1Gen1 16GB FAT32
税込価格:2,183円
HIDISC
HDUF113C8G2
USB2.0 8GB FAT32
税込価格:626円
ADATA
C906
USB2.0 8GB FAT32
税込価格:480円
ELECOM
MF-HTU3A16GBK
USB3.0 16GB FAT32
税込価格:680円
BUFFALO
RUF2-WB8GB-WH/B
USB2.0 8GB FAX32
税込価格:420円
I・O DATA
U3-AL8G/WS
USB3.0 8GB FAT32
税込価格:1,180円
Silicon-power
BLAZE B02 8GB
USB3.1Gen1 8GB FAT32
税込価格:980円
XIOXIA
U301
USB3.2 Gen1 16GB FAT32
税込価格:480円
Verbatim
OfficeSave
USB3.2Gen1 16GB FAT32
税込価格:619円
XIOXIA
U202
USB2.0 16GB FAT32
税込価格:748円
I・O DATA
YUM3-16G/K
USB3.2 Gen1 16GB FAT32
税込価格:570円
Lexar
JUMPDRIVE S60
USB2.0 16GB FAT32
税込価格:500円
検証方法
USBメモリの互換性を確認するために、次の2つの操作における動作を検証しました。
検証①:測定データの書き込みができるかどうか
検証②:メニュー⇒<7>サービス⇒<3>テスト⇒<2>USB ツウシンテストの実行
検証②のUSBメモリのテスト方法はこちらのページに説明を記載しています。
テスト結果
検証結果は次の表の通りです。深刻な結果ですが、半数に及ぶ赤い背景のものは使用できない製品です。傾向としてUSB3.0以降の規格よりUSB2.0の方が使用できる確率は高いようですが、100%とは言えません。メーカーからはフォーマット形式がFAT32であることという指示だけですが、今回のテストで使用したUSBは全てFAT32のフォーマットです。
規格 | メーカー | 型式 | 検証① | 検証② |
2.0 | BUFFALO | RUF2-WB8GB-WH/B | 〇 | 〇 |
Lexar | JUMPDRIVE S60 | 〇 | 〇 | |
XIOXIA | U202 | 〇 | 〇 | |
ADATA | C906 | 〇 | × | |
3.0 | I・O DATA | U3-AL8G/WS | 〇 | 〇 |
HIDISC | HDUF113C8G2 | 〇 | 〇 | |
XIOXIA | U301 | 〇 | × | |
ELECOM | MF-HTU3A16GBK | × | × | |
3.1Gen1 | ソニー | USM16GU | × | × |
Silicon-Power | BLAZE B02 8GB | × | × | |
3.2Gen2 | I・O DATA | YUM3-16G/K | 〇 | 〇 |
Verbatim | OfficeSave | × | × |
USB2.0の選択がお勧め
今回の検証により、100%大丈夫とは言えませんが、USB2.0の方がラクトコーダT-Tには適しているようです。
USBメモリの規格を外観で区別する方法はありますか?
USB 2.0は黒色、USB 3.x系は青色というのが、一般的です。
ただし、この色については規格上、指定されているわけでは無いため、絶対にUSB 3.2 Gen 1であれば、青色ということは無いので注意が必要です。
USB2.0は樹脂の部分が黒または白が一般的
USB3.0以降は樹脂の部分が青色
検証第2弾としてUSB2.0のみのテストを企画
ラクトコーダT-Tで使用できるUSBメモリのラインナップを増やすことを目的とし、検証第2弾としてUSB2. 0に限定したテストを企画中です。結果がまとまり次第公開する予定です。