ラクトコーダT-T本体

測定前の準備|牛群エディタの起動

群データは検定をおこなう牧場の測定条件や牛群の情報をラクトコーダに記憶させるためのデータです。乳のサンプリングを必要とする牛群検定においては必須でありませんが、現場での作業は断然楽になるので活用を推奨します。

群データに登録できる内容

測定ルールについて

        • サンプリングを採取する/しない
        • 晩の搾乳の乳量割合
        • 朝の搾乳の判断時刻
        • 搾乳終了シグナルの有効/無効
        • ディスプレイ表示の仕様

牛群について

        • 個体番号(検定番号)
        • 個体識別番号
        • トランスポンダ番号
        • 測定の可否
        • 期待乳量
        • 産次数
        • 分娩月
        • 名号
        • グループ番号

群データの作成ツール

群データを作成するためのソフトウェアである牛群エディタは2種類用意されています。

      • ラクトツールから起動する牛群エディタ
      • ラクトプロから起動する牛群エディタ
herd data editor lactopro

ラクトプロ>ツール>牛群エディタで起動した場合

herd data editor lactotool

ラクトルールの牛群エディタを起動した場合

基本的にはどちらのプログラムを使用しても構いませんが、メーカーオリジナルのプログラムであるラクトプロで起動するプログラムは扱いにくい難点があります。ラクトツールに装備した牛群エディタは不要な操作や入力を割愛し簡素化したプログラムで、データ管理に優れ、検定データの取り込みも容易に行えるよう設計しています。

よって、本章における群データの作成はラクトツールを利用した場合の方法についてのみ説明します。

ラクトツール|牛群エディタを起動する

ラクトツールは以下いずれかの方法で起動することができます。

  • スターメニュー>LactoPro>ラクトツール
  • ディスクトップのショートカット(インストール時にショートカット作成を許可した場合)
  • 検索欄にlactotoolと入力して実行
lacto tool main
「牛群データの作成」ボタンをクリックします

ラクトコーダT-Tで使用できる群データは最新の牛群エディタで作成したファイルである必要があります。最新の牛群エディタのバージョンはV1.2です。バージョンを見分ける方法はメニュー>ヘルプ>バージョン情報ですが、アイコンの種類で簡単に判別できます。

バージョン1.12以前のアイコン バージョン1.2のアイコン
herddata1.12 herddata1.2

バージョンが古い場合は、ダウンロードページよりプログラムをダウンロードしてください。インストールの方法はこちらのページで説明します。

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