データパックとの通信設定
パソコンとリード/ライトステーションの通信設定をおこないます。具体的には、USB通信ポートのポート番号と通信スピードについての設定です。
通信ポートの初期値はCOM1に設定されています。通信速度の最大値は、115200kbpsです。【ポートの検索】を実行することにより、正しいポート番号と最適な通信速度が自動的に設定されます。
INIファイル編集
INIファイルをメモ帳で開きます。
lacto.ini はプログラムの設定を記述したテキストファイルです。
lactoAll.ini は lacto.ini の元になるファイルです。プログラムのバージョンアップをおこなった場合、ファイル “lacto.ini” の内容は新しいプログラムに引き継がれます。新しいオプションのみが “lactoAll.ini” から “lacto.ini”に書き加えられます。
Lacto1.ini ~ lacto5.iniは表示するデータ項目の設定ファイルです。こららの設定は、メニューの【表示】>「データ項目」で変更することが可能です。
export.iniはエクセルに出力するデータ項目を設定するためのファイルです。
INIファイルの修正をプログラムに反映させるには、プログラムを再起動する必要があります。
INIファイルの詳しい内容については、環境設定 の章を参照してください。
重量単位選択
重量の単位を kg(キログラム)または lb(ポンド)のいずれかに設定します。流速も kg/分またはlb/分に切り替わります。
温度単位選択
温度の単位を°C(摂氏:セリシウス度) または °F(華氏:ファーレンハイト度)のいずれかに設定します。
グラフ表示追加項目
電気伝導度、空気の含有量、乳温などのグラフ表示のON/OFFを設定します。複合グラフの場合は、電気伝導度と乳温については表示をONにすることが可能ですが、空気の含有量を表示することはできません。
現在開いているウインドウにグラフを開く
この項目を選択してチェックマークをつけると、選択行の連続的なグラフ表示において、同じウインドウにグラフが表示されます。逆に、チェックマークを外した場合は、新しい別のウインドウが開いてグラフを表示します。
洗浄カーブをひとまとめにして表示
この項目を選択してチェックマークをつけると、洗浄モニタリングのグラフがひとまとめに表示されます。逆に、チェックマークを外した場合は、温度、洗剤濃度のグループと満水率、乱流率のグループに分かれてグラフ表示されます。
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