このメニューでは以下の操作が可能です
S9ファイル –> データパック
ラクトコーダ本体のフルバックアップファイルをS9ファイルと呼びます。(拡張子=.S9)パソコンに保存しているS9ファイルをデータパックに書き込みます。
データパック –>S9ファイル
データパックに保管されているラクトコーダの全バックアップをパソコンに保存します。
S9ファイルのデータには、プログラム自体の他に、エラー履歴や本体のキャリブレーション情報なども含まれます。さらに、保存をおこなった時点のRAMに記憶されている測定データや操作データも含まれています。
LCプログラム –>DP
ラクトコーダ本体のプログラムもS9フォーマットにファイルです。このファイルをデータパックに転送するには、512kBのデータパックが必要です。プログラムファイルはディレクトリDATEN/PARAMET に保存しておく必要があります。(ファイル名の例 07808UK7ACM.S9). 同時にDATEN/PARAMET内にプログラムのパラメータファイル(拡張子 BIN)が存在する場合は、パラメータも書込みもおこなわれます。データパックに保存したプログラムとパラメータ(必要な場合のみ)は、ラクトコーダ本体への書込み作業用として利用されます。 (メニュー サービス<6> –>ツヅケル<E>–> プログラム ノコウシン<4>)
測定パラメータを含むファイルが DATEN/PARAMET の場所に保管されている場合は、測定データをデータパックに書き込む作業において、測定パラメータが保存されたファイル(拡張子BIN)も一緒に転送されます。
データパック情報
データパックの情報を表示します。
データパック時刻
データパックとパソコンの時刻を同期させます。通常の場合、時刻の同期は群データをデータパックに書き込む際に自動的におこなわれます。
サマータイム設定
サマータイムが開始される日付を設定します。日本では必要としない機能です。Lacto.iniの設定により、このメニューを無効にすることも可能です。詳しくは、環境設定>【プログラムオプション設定】を参照してください。
コマンダ
コマンダとは、より素早い乳量記録とサンプリングが必要となる、山羊の乳検で使用されるデバイスです。フランスで多く利用されていますが、現在のところ日本では不要な機能といえます。
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