牛群エディタの概要
群データエディタを起動する方法は以下の2通りあります。
1.ラクトプロから起動する
ラクトプロのメニュー「ツール」>「牛群エディタ」を選択します。
2.スタートメニューから起動する
「スタート」メニューから「すべてのプログラム(P)」にマウスを合わせてプログラムを表示させます、その中から「LactoPro」にマウスをあわせアイコン付の「HerddataEditor」という項目が表示されるのでそれにまたマウスをあわせマウスをクリックすると牛群エディタが立ち上がります。
新しい群データを作成する(牛群エディタ)
新規に群データを作成します。メニュー>オプションでファイル形式を選択してから作業をおこなってください。現在のフォーマット形式は画面の左下に表示されます。
ファイル形式(フォーマット)はシステム管理者に問い合わせ願います。フォーマット形式はメニューのオプションで変更できます。
ファイル>新規作成で次の画面を表示します。
1. 一般データの入力...一般データの入力
2. 設定の確認/修正...検定の方法を設定する
3. 個体データ入力... 個体データの入力
4. 名前を付けて保存...上記3つの入力の後、最後にファイルを保存します。
一般データの入力/検定の方法を設定する/個体データの入力
群データのファイル名
操作データ (群データ)が保管される場所はDaten\Betriebeです。 (通常は1ファイルに1農家として作成します。手動によるファイル作成では複数の農家を一つのファイルにまとめることも可能です。詳しくは群データのフォーマットを変更するを参照してください。)
ファイル名がデータ転送に影響を及ぼすことはないので、ファイル名の定義は自由です。しかしながら、データパックに書き込む操作データファイルの選択時にファイルの説明を表示させたいという場合は、以下の定義を守る必要があります。説明文の設定はDaten\referenzフォルダのファイルPNNAMEN.TXTでおこないます。
BDXXXXXX.DAT
BD= operating data
XXXXXX = 6桁の数字 (例 乳検の日付、農家コード、検定員番号)
既存の群データを修正する(牛群エディタ)
既存の群データを修正します。
ファイル>既存データの修正のあとに、ファイルを選択すると次の画面を表示します。
ファイルの参照先は、C:\LactoPro\Daten\betriebeになります。
1.一般データの入力...一般データの入力
2.設定の確認/修正...検定の方法を設定する
3.個体データ入力... 個体データの入力
4a.上書き保存...上記3つの入力の後、最後にファイルを上書き保存します。
4b.名前を付けて保存...上記3つの入力の後、別名でファイルを保存します。
ファイル名について
データパックに保管されたデータをパソコンに転送することにより、測定ごとのファイルが、フォルダErgebnis と Messung に作成されます。これらのファイルは以下の方法により、ファイル名が自動的に定義されています。
- ファイル名: 農家コードの下8桁
- 拡張子: 乳検のインターバル番号 (最初の2桁: ファイルLACTO.INIによる定義、最後の桁:西暦の下1桁)
例: 農家コード 99 999 999 600で検定日が2008/11/12の場合(インターバル11のデータ)
- フォルダ ERGREIN とフォルダMESSUNG に作成されるファイル名: 99999600.118です。
- 同時に、フォルダ GESERGEB に作成される測定データファイルの拡張子は .dat になります。ファイル名 99999600.dat には、全ての乳検データが記録されます。
関連情報 DATENディレクトリ
群データの内容を表示する(牛群エディタ)
群データはテキストファイルです。プログラムのテキストエディタでファイルの中身を見ることができます。(プログラムの専用エディタのためパソコンの環境によっては日本語(カタカナ、ひらがな、漢字)が文字化けすることがあります。)
ファイル>ファイル内容の表示を選択します。
ファイルを選択します。
ファイル保存
別名でファイルを保存したい場合に選択します。
リスト印刷
内容をプリンタで印刷します。
終了
エディタを終了します。
群データのフォーマットを変更する(牛群エディタ)
群データにはいくつかのフォーマット形式があります。フォーマット形式はラクトコーダのバージョンや各国の牛群検定のルールによって異なります。
ファイル>データコンバートで実行します。選択できるフォーマット変換は以下の通りです。
フォーマット2 → 3
フォーマット2 → 4
フォーマット3 → 4
フォーマット4 → 5
一旦ファイルの内容が表示されます。
「新しいファイル名で保存」または「上書き保存」のボタンを押して変換を実行します。
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